take の動詞フレーズ

【解説】

put、つまり「あらしめ」されて、ある位置・状態にあるものを、そこから「取る」「はずす」「移す」「持っていく」のがtakeだ。いわばtakeは、「自分の所有にする」ということよりも、「取る」という動作を主にして述べる語だと言える。
言いかえれば、まず手に取って持って行くまでの、「とりかかり」つまり発端の部分がtakeが受け持ち、それをある場所にあらしめる、つまり終局部分がputの受け持ちとなる。

■takeされるものは、有形、無形を問わない

takeされるものは、有形、無形を問わない。またtakeするのは手によってだけではなく、口でもよいし、頭の中へtakeすることもできる。「食べる」「飲む」「理解する」などの意味がふされるのもtakeで可能だ。

Did you take the money?
あなたは、お金を受け取りましたか?
Did you take enough food?
あなたは、十分食べましたか?
You may take your time.
時間がかかってもいいですよ
Let us take a chance.
とにかくやってみましょう

また、人の言うことを書き取る場合、紙は下に置いてあるから、ことばを聞き「取って」下へ下ろすとと考えて次のような表現となる。

Take down my words.
私の言葉を書き取ってください

takeがputの反対の動作を示していることから、「脱ぐ」という意味にも使われる。
ドレスに「とっかかって」、「急速離脱」状態にするというこだ。

She quickly took off her dress.
彼女はいそいでドレスを脱いだ
She quickly put on her dress.
彼女は急いでドレスを着た

■「連れていく」「持っていく」の意味も

takeはただ「取る」だけではなく、「取ってからそのとったものと共に動いていく」という意味を表す場合がある。すなわちそれが物なら「運ぶ」となり、またそれが人や動物なら「連れていく」といった意味となる。

Please take this parcel to the post office.
どうかこの小包を郵便局に持っていってください
I will take you to the zoo.
君を動物園に連れていってやろう

最後にtakeが、私たちの心に関したことを述べる場合をあげておく。

She took hope from the fact.
彼女はその事実でホッとした

彼女は、「その事実から希望を得た」ということだ。