keep の動詞フレーズ

【解説】

keepはletと対にしておぼえるのがいい。
例えば、イヌがいるとする。
イヌはふだん鎖につながれているが、イヌは鎖をされているのがきらいだ。
そこで、次の2つの例文を比べてください。

Keep the dog!
イヌをおさえている
Let the dog loose!
イヌを放してやる

つまり、どこかに行きたがっているイヌの鎖を手に持っていれば、それはkeepするということになり、逆にその鎖を離してやればletということになる。
またkeepは、それが物であれば、「放さないで持っていること」ことになり、状態であれば、「持続する」「続ける」ことにもなる。
例えば、相手がお金を渡そうとしたとき、「そのお金をとっておきなさい」と言いたければ、次のように言う。

Keep the money.

そして「彼かは秘密を守るでしょう」ということであれば、

He will keep the secret.

となる。つまりkeepのroot senseは、「維持する」ということだ。

ところで、何かがある状態を続けているようにさせるには、その状態を示すことばが必要だ。この場合、後ろに形容詞やまたは形容語(〜ing形動詞フレーズ、や〜ed形動詞フレーズなど)や、方位副詞や前置詞などの方位語で飾ることになる。

Please keep the dog quiet.
どうかイヌを静かにさせておいてください
Don't keep me waiting.
どうか私を待たせておかないでください
Keep the fire burning.
火を消えないようにしておいてください
I am not able to keep the thought back.
私はその考えを抑えておくことはできません
Keep things in good order.
物をちゃんと整理しておきなさい

ところで、Keep off the grass.は「芝生にはいるな」という意味だが、これは次のようにyourselfを入れると理解しやすい。

Keep yourself off.
持続しろ あなた自身を 急速離脱

ちなみに、「あっちへ行ってしまえ」ということでは、Keep (yourself) away.となり、away は「離脱状態」を表す。