●パターンで覚える動詞フレーズ5つのタイプ
[1] V感覚の動詞フレーズとは

V感覚の動詞フレーズは、動詞単独か、動詞に副詞や副詞句をともなったものだ。
doを例にとると、以下のような表現がこれだ。

"Will this do?" - "That'll do."
「これでいいでしょうか?」「それでいいでしょう」

[2] V→O感覚の動詞フレーズとは

V→O感覚の動詞フレーズの特色は、動詞(V)がそれを対象・目的とする名詞を伴い、<動詞+名詞>の形でひとまとまりの意味ある単位を作り上げることだ。このように使われた名詞を目的語(O)と言う。
一般的に言えば、V +somethingやV +someoneなどのパターンとなる。

I got your letter.
私はあなたの手紙を受け取りました

矢印をV→Oとしたのは、動詞(V)がそれを対象・目的とする名詞を伴うことを示したものである。

[3] V→O→O感覚の動詞フレーズとは

V→O→O感覚の動詞フレーズの特色は、動詞(V)がそれを対象・目的とする2つの名詞を伴い、<動詞+名詞+名詞>の形でひとまとまりの意味ある単位を作り上げていることだ。この2つの名詞はいずれも目的語(O)となっていて、一般的に言えば、V +someone+ somethingのパターンとなる。

Will you please get me the salt?
塩をとっていただませんか?

[4] V←C感覚の動詞フレーズとは

V←C感覚の動詞フレーズの特色は、動詞(V)が形容詞を伴い、<動詞+形容詞>の形でひとまとまりの意味ある単位(動詞フレーズ)を作り上げていることだ。この形容詞を補語(C)と言い、動詞を補って状態を説明することになる。

Your English will get better.
あなたの英語はよくなるだろう

矢印をV→Cとしたのは、動詞(V)補って状態を説明する形容詞を伴うことを示したものである。

[5] V→O←C感覚の動詞フレーズとは

V→O←C感覚の動詞フレーズとは、動詞(V)が目的語(O)と補語(C)を導いて、<動詞+名詞+形容詞>の形でひとまとまりの意味を持つものだ。getを例にすると、イメージとしては、「対象となるものがある状態を得る」、つまり対象におけるある状態への移行を表す。基本的には、この状態を表すことば(補語)には形容詞が使われる。

Get your room clean!
部屋を掃除しなさい

[6] two-word verbsの動詞フレーズとは

これらについては、統一した説明ができないので、個々の説明を見ていただきたい。

How are you getting along?
あなたはお元気ですか?

I am
getting along well.
元気にやっています

●以下の表で確認してほしい

以下の表は、この本に登場する動詞フレーズのパターンをまとめたものである。
学習を進めていく途中で、常にこの表のどの部分を学習しているかを確認してほしい。

V感覚 V→O感覚 V→O→O感覚 V←C感覚 V→O←C感覚 two-word verbs
be

/

/

○▲

/

have

/

/

/

/
do

/

/

go

/

/

○▲

/

come

/

/

○▲

/

get

/

○▲

○▲

give

/

/

put

/

/

/

take

/

make

○▲

keep

/

○▲

○▲

let

/

/

/

/

○▲

see

/

/

○▲

send

/

seem

/

/

○▲

/

/
say

/

/

/

/

ちなみに▲は、C(補語)の部分が形容詞や名詞ではなく、原形動詞フレーズ、ing形動詞フレーズ、ed形動詞フレーズといった動詞からの造語を使った表現だ。元が動詞なので目的語や補語を伴うことが多いので少し複雑な表現となる。そこでこれらを応用形としてこれらの表題には「ワンランク上の表現」としている。