第1節 be動詞でこれだけ表現できる (その1)
●am, are isが支配するbe動詞現在形の文
be動詞の本質的な意味は、「存在」です。多くの人がam, are, isを「です、いる、ある」などの訳語で覚えていると思います。確かに以下のような英文ではその訳語がぴたりと当てはまりますが、それはとても限定的なものに過ぎません。英語発想を身につけるためには、be動詞を「存在する」といった漠然としたイメージでとらえておくことが大切です。なせなら英会話というものは、英文を日本語に翻訳することではないからです。
たとえば以下の例文のThis is、This cake is, The cake isは、「これ」「このケーキ」、「例のケーキ」が「存在する」という意味ですが、これらに共通しているのは「それらが現在存在している」ということです。だからこれらのフレーズがなくても、赤文字部分だけで、つまりワンフレーズ表現で通じてしまうということになります。
●be動詞に結びつく補語、その3つの基本パターン
be動詞のフレーズを、パターンに分類すると以下のようになります。そのいずれもが主体(主語)を補って、その状態などを説明することば(補語)となります。私は理解しやすいようにこれらを以下のように名づけています。
| (1) 「〜は、ナニだ文」 |
be動詞+(形容詞)+名詞 |
This is a
good cake.
これはおいしいケーキです |
| (2) 「〜は、ドンナだ文」 |
be動詞+形容詞 |
This cake is good.
このケーキはおいしいです |
| (3) 「〜は、ある・いる文」 |
be動詞+方位副詞[前置詞+名詞] |
The cake is over
there.
例のケーキはあそこにある
The cake is on the table.
例のケーキはテーブルの上にあります |