第3節 動詞の働きとはこんなこと
【ポイント】 動詞フレーズのパターンは5つに分類できる

【チャート】

[1] V感覚の動詞フレーズ
  Go right away!
  すぐ出かけろ!
[2] VO感覚の動詞フレーズ
  I will buy a new bike.
  私は新しいバイクを買うつもりです
[3] VOO感覚の動詞フレーズ
  I will buy you a new bike.
  あなたに新しいバイクを買ってあげましょう
[4] VC感覚の動詞フレーズ
  I am happy.
  私は幸せです
[5] VOC感覚の動詞フレーズ
  Make me happy.
  私を幸せにしてください

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●動詞はフレーズとしてとらえなければ言葉として定着・蓄積しない
多くの人は、学校英語の影響で日本語と英語の単語が一対一のように対応しているように勘違いしているようです。それは5文型を説明する場合、read a book(本を読む)などと一対一に対応する典型的な例をあげるだけで、一対一にはほとんど対応しないのが普通だとは教えません,だからそれを解明したところでほとんど役に立つものではないことをそろそろ気づくべきです。
例えば、「肥える」「退屈する」「結婚する」とか、「人を怒らせる」とか「片づける」などとなるとまったくそれが通じなくなってしまいます。つまり日本語と英語はまったく異なる言葉なのです。

get fat,  get bored,  get married
make a person angry,  put it away

つまりgetやmake、あるいはputの意味が何か?、と考えるのは読解のためのものであり、少なくとも私たちはget fatやget boredをそのままフレーズ(意味ある単位)のものとして覚えてしまうことが必要なのです。これが今までの英会話学習にまったく欠けていたことです。だからいくら学習をしても英語がことばとして定着・蓄積していかない。日本人の多くがこの状態に陥っているのです。
その場合、ただ無理矢理覚えようとするのではなく、どのようなしくみで動詞フレーズを作り上げているかきちんと整理しておく必要があります。しかし驚いてはいけない、ネイティブはたった5つのパターンの動詞フレーズをあやつっているだけなのです。

●動詞フレーズそのものを5つのパターンでとらえる
まず始めに断っておきますが、これは教育文法の5文型での分類ではありません。ここでは、動詞がどんな言葉を導いてひとまとまりの意味をどう表すかという視点で分類したものです。特にVO感覚からVOO感覚への発展、VC感覚からVOC感覚への発展に注目してください。ししちなみに、Vは動詞、Oは目的語、Cは補語のことです。

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[1] V感覚の動詞フレーズ
これは「〜がどうする」と主体(主語)の動きを表す、動詞だけのフレーズです。abroad, earlyなどざまざまな副詞やright away, that wayなど副詞のフレーズが結びつくことが多く、文法ではこれを自動詞と呼ばれています。

Go right away!
すぐ出かけろ!

■文法を生かして英語表現を■

(1) He often goes abroad on business.
  彼は仕事でよく外国へ行く
(2) Go that way!
  あちらへ行きなさい!
(3) Let's go somewhere nice for dinner.
  夕食にどこか素敵なところに行きましょう
(4) I'm coming.
  行きます! (食事だよと呼ばれて)
(5) A typhoon is coming.
  台風がやってくる
(6) Come earlier!
  もっと早く来てください!

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