[UNIT1-3] 上方・下方の位置関係を表す

●be up KEY WORD 「上方」

upは、上の方向へ向かうこと、つまり「上方」を意味する。位置的に「上にいる」という意味が元になり、メタフォーとして「起きている」「起こる」「元気だ」といった意味に転用される。またその動きが「上限に達する」という意味を持つこともあり、「終わりだ」「もうだめだ」といった意味にも拡大される。

   Get up!  The sun is up.
   起きなさい、日が出ていますよ

●be down KEY WORD 「下方」

downは、高い方から低い方へと、つまり「下方」を意味する。位置的に「下方」することにより、高い所から降りた結果の位置・状態を表すが、メタフォーとしては、「体をこわした」「しょげている」「元気がない」などの意味に広がる。

   The monkey is down.
  サルは下にいる[倒れている、滅入っている]



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[例文]
  (1) Sales of air conditioners are
up this month.
    エアコンの売り上げは今月は上がっている

  (2) Our time's
up: We must return now.
    時間も終わりだ、私たちは帰らねばならない

  (3) It's all
up.
    もうだめだ, 見込みがない

  (4) What's
up? Why did you scream?
    何が起こったんだ? なぜあなたは叫んだのか?

  (5) This plan is still
up in the air.
    この計画はまだ検討[構想]中だ

  (6) You're not
up to the work.
    君はその仕事に耐えられ[をやれ]そうもない


  (1) The computer was
down again.
    コンピューターがまた故障した、ダウンした

  (2) I am
down and down.
    私は、万策尽きている

  (3) He's v
ery down on me.
    彼は私にとても悪感情[恨み]を抱いている

  (4) He is
down on his luck.
    彼は不運につきまとわれている

  (5) My wife is
down with a disease.
    妻は病気で寝ています

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[休憩室-1]

●方位語に方位語が結びついて

S: ここまで学んできて、英語の発想がわかってきた感じがしてきました。でも次の文でどうして「ガミガミ言う」ということになるんですか。onにまたatが続いているんですね。

   She was always on at him about his work.
   彼女は仕事のことでいつも彼にガミガミ言った

T: 「ガミガミ言う」という日本語訳はさほど重要じゃないんだ。単にぼくがそんな訳が適当だと思ったに過ぎない。イメージさえ押さえていればいいんだ。
そこでonだが、これは「密着・継続」を表している。つまりShe was always on.で「彼女はいつも密着・継続していた」というわけだ。そして誰に対してかというと、at himで「彼という一点に対して」ということになる。またatには、「ねらっている」「責めたてる」という意味もある。*atの本質的な意味はP52参照

S: なるほどね。「彼という一点に対していつも密着・継続していた」というわけね。

T: またさらに、about his workだ。「彼の仕事について」ということだから、ぼくは「ガミガミ言った」と訳したわけだ。

S: とにかく「くどくど不満げに言う」といった意味ですね。

T:その通りだ。次の例文は「ぬれ落ち葉」となった亭主に対する妻のセリフだ。これだと「うるさく鼻を鳴らす」と訳している。

   He was
on at me again to take him with me.
   彼はまたうるさく一緒に連れていってくれと鼻をならした

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