seemの動詞フレーズ
【解説】

次のようにbe動詞を使って表現すると、「事実そうなんだ」といった判断を示すことになります。

   You are
young.
   あなた、若いね

しかし、会話では次のように、「あなたは若そうだね」と話し手の推量をこめた見方・判断を表現したいこともあります。そんなときに使うのがseemです。

   You
seem young.
   あなた、若そうだね。若く見えるよ

   Do I
seem young?
   私って、若く見える?

ただし、seemは次のようにto beを入れて表現することもあるので注意してください。

   You
seem to be young.

以上のto beを入れるか入れないかは自由ですが、上の動詞フレーズにおけるタイプの内、次のものはto beを省略できないことに注意してください。文法的な用語を使うと進行形や受身形が導かれる場合です。

  (F) seem+ to be+〜ing形動詞フレーズ

   The insect
seems to be living.
   この虫は生きているようだ

  (G) seem+ to be+〜ed形動詞フレーズ

   The papers
seem to be lost.
   書類が紛失したらしい

また以上の例文の訳に「見える」とありましたが、これは日本語の発想からあえてそうしたもので、実際に「そう見える」と視覚的な場合は次のようにlookを使います。

   You
look young.
   あなた、若く見えるね

   Do I
look young?
   私って、若く見える?

ちなみに、seem は通例話し手の主観的判断を表わし、appear は外観がそのように見えるということを意味するが, 「実際はそうではないかもしれない」という含みをもつことがあります。look も appear と同じように外面的なことを表わすが, 「実際もそうである」ということが多いです。

seemには、進行形がないことに注意してください。
[2] 5つの動詞フレーズの使い方

(1) 現在形動詞フレーズを使って    seem(s) young
動詞の現在形で始まるフレーズを現在形動詞フレーズ言い、主語に応じてseem,seemsを使います。
この場合の意味は、現在の事実や習慣を表すことになります。

   You
seem young.
   あなたは若く見えます

   Do I
seem young?
   私は若く見えますか?

   He[She]
seems young
   彼[女]は若く見えます
2) 過去形動詞フレーズを使って    seemed young
動詞の過去形で始まるフレーズを過去形動詞フレーズ言い、seemedを使います。
この場合の意味は、過去の一時点の事実や習慣を表すことになります。

   You
seemed young.
   あなたは若く見えました

   He[She]
seemed young.
   彼[女]は若く見えました

以上、(1)と(2)は、動詞がそのまま現在形や過去形を表すので、時制を表す動詞フレーズだと言えます。

  (時制を表す動詞フレーズ)
   現在形動詞フレーズ seem, seemsに導かれるフレーズ)
   過去形動詞フレーズ (seemedに導かれるフレーズ)

一方、これから登場する動詞フレーズ(3)(4)(5)のもの)は直接「時制」を表しません。
(3) 原形動詞フレーズを使って   なし
(4) 〜ing形動詞フレーズを使って    なし
(5) 〜ed形動詞フレーズを使って    seemed young
動詞seemの〜ed形はseemedです。このseemedで始まるフレーズを〜ed形動詞フレーズと言います。この場合の意味は、「〜をしたこと」といった過去の行為・状態を表します。
この場合have,hasを使ったものを現在完了形、hadを使ったものを過去完了形と言います。この場合、haveは「有する」、hadは「有した」という意味で、それぞれの時制において、「過去のこと」を「有する」「有した」という意味となります。

あまり用例がないので省略します。

    I may have
seemed hard on you.
    私はあなたにきつく当たったかもしれません
  seemの動詞変化

現在形

過去形

原形

〜ing形

〜ed形

seem(s)

seemed

(to) seem

*seeming

seemed