[1] ing形動詞フレーズをVO感覚で使って

ing形動詞フレーズが、「〜しながらのこと」といった意味になり、名詞的に使われる場合がある。文法ではこの用法を動名詞と呼ばれているが、いずれにしても「ひとまとまりの継続的な状態」を名詞のように表すことになる。

[主語の例]
Drinking milk is necessary.
ミルクを飲むことは必要だ

このing形動詞フレーズを目的語に導く動詞は、以下のようなものだ。

like 〜ing
〜を好む
dislike 〜ing
〜をいやがる
enjoy 〜ing
〜を楽しむ
finish 〜ing
〜を終える
stop 〜ing
〜を止める
avoid 〜ing
〜をさける
practice 〜ing
〜を練習する
keep 〜ing
〜をし続ける
give up 〜ing
〜をあきらめる
etc.

未来志向と継続的イメージ

to+原形動詞フレーズを導く動詞には、「これから〜したい」などと未来志向の意味があり、一方、ing形動詞フレーズを導く動詞には、「〜ながらのことを楽しむ、終える、避ける、あきらめる」などの意味がある。

I want to drink milk.
私は(これから)ミルクを飲みたい
I finished drinking milk.
私はミルクを飲み終えた

また、同じ動詞が、to+原形動詞フレーズとing形動詞フレーズの両方を導く場合がある。しかしこれらの動詞フレーズの本質的な意味の違いを知っていれば、別に問題とはならないいはずだ。

Don't forget to drink milk!
(これから)ミルクを飲むことを忘れないで!
I forgot drinking milk.
私はミルクを飲むのを忘れた

もちろん次のように、be 動詞のing形動詞フレーズもあることに注意してほしい。

Mom: Kathy, be here.
   キャシー、ここにいなさい
Kathy: Yes, I do. I want to be here.
    ええ、そういるよ、私はここにいたいよ
Mom: Kathy, be here.
  キャシー、ここにいなさい
Kathy: Yes, I will. I like being here.
   ええ、そういるよ、私はここにいるのが好きよ

また、以下は受身形のフレーズだが、これもbe 動詞のing形動詞フレーズとなっているものだ。

I don't like being loved by such a man.
私はあんな男に愛されるのはいやだよ

[be動詞フレーズのその5つの変化]
(1) 現在形動詞フレーズ (2) 過去形動詞フレーズ
(am,are,is) here
(am,are,is)loved
(was, were) here
(was, were) loved
(3) 原形動詞フレーズ (4) ing形動詞フレーズ (5) ed形動詞フレーズ
be here
be loved
being here
being loved
been here
been
loved
※ lovedのフレーズは受身形だ。

【Image Training No.53】

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